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通常価格の2~3倍…「野菜高騰」に悲鳴 記録的な大雨の影響が食卓にも【岡山・岡山市】

2021.08.24

通常価格の2~3倍…「野菜高騰」に悲鳴 記録的な大雨の影響が食卓にも【岡山・岡山市】

記録的な大雨が食卓に暗い影を落としています。

毎日の料理に欠かせない野菜の価格が高騰しています。岡山市のスーパーで取材しました。

(買い物客)
「高い。なるべく葉物は買わないようにしている」
「菜っ葉ものは使う頻度が減った。肉とか野菜に比べても野菜は外せないものなので値段が下がってほしい」

野菜や果物の価格高騰が家計を直撃しています。

(奥原怜奈記者)
「こちらのスーパーでは、8月上旬には1本39円だったきゅうりの価格が今は3倍の109円になっています」

トマトや、ホウレンソウ、キャベツなどほとんどの野菜の価格が通常の2倍から3倍に。

値上がりの要因は8月中旬の記録的な大雨によるもので日照時間が減り、野菜の生育が遅れるなど品薄状態になっているのです。

(グランドマート 岡本和恵取締役)
「正直ここまで値上がりすると想定していなくてチラシで2週間前からセールを出していて」

こちらのスーパーでは2週間以上前に折込チラシを発注し、セールを告知したところ発注後の長雨が価格の高騰につながり、こちらのキャベツは売れば売るほど赤字が出る状態といいます。

一方でエリンギなどのキノコ類は価格が安定していておすすめということです。

(グランドマート 岡本和恵取締役)
「お客さんがなんとか買いやすい値段にしようとギリギリの価格でやっている。一生懸命農家が作っているので買い支え運動をして、地域の皆さんにできるだけ安い値段で・・・。」

記録的な大雨がもたらした価格の高騰はしばらく続きそうです。