８月２日にスタートする香川県営の大規模接種会場について、県は、進学や就職に備えて移動する機会が多い高校３年生なども接種の対象とすることを決めました。

新たに接種の対象となるのは、高校３年生約８３００人のほか、警察官約１３００人、消防団員約７６００人です。

８月２日にスタートする県営の大規模接種会場は、教職員など約３万１０００人が対象でしたが、すでに接種を終えた人も多く、会場での接種を希望したのは、約１万３０００人でした。

空いた接種枠を埋めるために、新たな対象者を設定したもので、高校３年生を対象に加えた理由について、浜田知事は、次のように話しました。

（香川県　浜田恵造知事）
「高校３年生は就職や進学に向け、会社訪問や面接、進学の場合はオープンキャンパスやＡＯ入試で、人との接触の機会があり、県外への移動が増えるので、早期のワクチン接種の必要性が高いと判断した」

空いた接種枠は約１万人分で、県は、国にこれ以上のワクチンの供給を求めないことから、新たな対象者の希望を聞きながら調整を進めるとしています。