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男性9割の岡山県警→2020年度「育休」取得率…13% 国も育児法を改正 取得した警察官は…【岡山】
岡山放送

2021.07.13

男性9割の岡山県警→2020年度「育休」取得率…13% 国も育児法を改正 取得した警察官は…【岡山】

男性の割合は約9割、男社会の代名詞とも言える警察で、男性の育休取得を推進しています。国も7月、育児法を改正し、男性の育休取得を加速させたい考えですがその取得率は8%、現状と課題を今、改めて考えます。
警察1
24時間365日、昼夜を問わず発生する事件・事故。
警察2.png対応に追われる警察では、男性が全体の9割を占めています。
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(赤ちゃん)
「おぎゃあ。」

生後約1カ月半の、凪紗ちゃんを抱っこするのは岡山県警の板野順一警部(44)。
警察4.pngぐずる愛娘を抱っこ紐を使ってあやします。
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(妻・麻衣子さん)
「お父さんに抱っこしてもらおう。」

(板野順一さん)
「落ち着いた。」

板野さんは2021年5月、2週間の育児休暇を取得。育休中は全ての家事と育児を引き受けました。

はじめは苦戦したオムツ替えやミルクも今となってはお手の物。
警察6.png職場に復帰してからも、休みの日は育児に奮闘しています。
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(板野順一さん)
「なかなか慣れないことばかりだったがある程度やったから今、こうやってそれなりに育児ができている。」
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赤ちゃんをあやす姿からは一転、職場では青い制服に身を包む警察官です。
警察9.png警察10.png育休で不在になる上司の仕事をフォローできるか、不安に感じたという部下も…

(部下・岡山県警運転管理課 山本聡係長)
「自分でも補佐の仕事もしないといけないと思っていたので事前に勉強できてスムーズにはできた。」
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逆に板野さんが抜けたことでメリットもあったと言います。

(上司・岡山県警運転管理課 岸淵秀夫課長)
「1人抜けたら大変だと誰でも思うだろうがやっぱりやってみないと、こればっかりは。やってみたら周りがカバーするし、係長も1つ上の仕事して勉強になるし、良かったと感じている。」
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しかし、厚生労働省によりますと、育休の取得率は女性が83%なのに対し、男性は8%。男性の育休取得は進んでいないのが現状です。
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(街の男性は…)
「取らないし取れても取らない。仕事は休めない。」
警察14.png「他の人にしわ寄せ。本人が心苦しく申し訳なく感じるからでは。」
「昔からの堅苦しい悪い風潮で、男は仕事に生きろというのがあるが。そういった会社の風土があるとその部下も取りづらい。」

(国会)
「賛成の諸君の起立を求めます。」
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こうした現状を受けて政府は6月、育児法を改正。男性が育休を取りやすくなるよう制度を改めたほか企業にも雇用環境の整備や、男性従業員に対して育休取得の意思を確認をすることなどを義務付けました。

岡山県警では2020年、人事担当者が県内22の全ての警察署を回って育休の説明会を開きました。
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初めて男性警察官が育休を取ったのは4年前、2020年度の取得率は約13%となっています。
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(岡山県警・松原貴光人事管理官)
「警察という仕事は24時間気の抜けない業務。仕事でそれだけ集中力を出そうと思えば生活基盤である家庭がきちんとこなせていないととてもできない多様な働き方をこれからしていかなくてはいけないと改めて認識していきたい。」
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板野さん夫妻は育休をとったことで、育児の負担が分散するだけではなく一緒に子育てをしていくという気持ちを共有できるようになったといいます。

(妻・麻衣子さん)
「子育てを夫婦でしていると日々実感できるので、育休をとってくれて良かった。」
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(板野順一さん)
「生まれた直後の貴重な時間を過ごせていけたら。」
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男社会の代名詞警察官が育休を取る時代。少しずつではありますが男性の育休取得推進に向けて法整備や職場の意識変化が進んでいます。
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