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1359人が犠牲 高松空襲から76年 コロナ禍で慰霊式2年連続中止 関係者の思いは【香川・高松市】
岡山放送

2021.07.01

1359人が犠牲 高松空襲から76年 コロナ禍で慰霊式2年連続中止 関係者の思いは【香川・高松市】

1359人が犠牲となった高松空襲から2021年で76年です。

新型コロナウイルスの影響で、2021年も慰霊式が中止となり、記憶の風化が懸念される中7月1日、遺族が慰霊施設の清掃を行い静かに平和を祈りました。

空襲で多くの犠牲者が出た高松市中野町の慰霊施設、六角堂です。遺族で作る六角堂保存会のメンバーが集まり、清掃を行いました。

高松市街地でアメリカ軍の空襲が始まったのは、1945年7月4日未明、市街地は焼き尽くされ、1359人の尊い命が犠牲となりました。

清掃に合わせて施設を訪れた高松市の善生富子さんです。おじの和田喜一さんが空襲の犠牲となりました。

しかし、手違いで慰霊碑には名前がなく、富子さんは、喜一さんのことを忘れないで欲しいと訴えます。

(善生富子さん)
「(喜一さんのことを)忘れないのが一番。語り継ぐというしゃれたことはできないが、みんなが忘れなかったらいい、忘れないでほしい。」

しかし、コロナ禍で慰霊式は2年連続で中止となり、戦争の記憶の風化が懸念されます。

長年、施設を守ってきた保存会の久米雪香会長も体調不良を理由に2021年度で会長を辞めることを決めていて、戦争の悲惨さをどう後世に伝えていくかが大きな課題となっています。

(六角堂保存会 久米雪香会長)
「新しい会長のもと、どういうやり方になるか、形態は変わるかもしれないが、1人でもお参りにくる人がいる間はお堂と慰霊碑を守りたい思いはある。空襲だけでなく戦争や原爆など悲惨なことを忘れてはいけない。」