コロナ禍で不自由な思いをしている外国人留学生たちを地元の中高生が日本文化でもてなすイベントが高松市で開かれました。

優雅な琴の演奏に・・・、茶道部のコーナーではお茶のたて方の体験教室。説明はすべて、英語です。高松市の高松北中学校と高松北高校の生徒たちが開いたのは、外国人留学生に日本文化を楽しんでもらう国際交流イベントです。コロナ禍で自由な外出などが難しい留学生にくつろぎの時間を提供しようと企画されたもので、県内の大学や専門学校に通う留学生約３０人が参加しました。

（参加した留学生は…）
「私たちにとっても、日本人と交流したいがなかなか機会がなかった。とても良かった。楽しかった」
（もてなした生徒は…）
「今の社会は外国の型と触れ合う機会が多いと思うので、今回のふれあいがこれからの社会に役立ったらよい」

イベントは、生徒たちの英語力を高めることもねらいのひとつで、学校では、今後も留学生たちとの交流の機会を作っていくとしています。