生活に困窮する留学生たちの生活を少しでも支援しようという動きです。

高松市の専門学校で６月１７日、日本語を学ぶ外国人留学生にコメなどの食料が無料で配付されました。

日本語学科の学生約３０人が、１袋５キロのコメやインスタント食品などを学校の職員から受け取りました。

高松市の専門学校、穴吹ビジネスカレッジで行われたのは、外国人留学生を対象とした食料の緊急支援です。

コロナ禍でアルバイトができないなど、生活に苦しんでいる留学生を支援する目的で行われました。

留学生は、ベトナムやインドネシアなどアジア出身者がほとんどで、毎日食べるコメの支援に学生たちからは安堵の声が聞かれました。

（日本語学科の生徒は…）
「毎日夜だけ自炊している。（支援があると）買い物に行かなくて良い。その時間で勉強できる。」
「家族と離れ、一人暮らしも初めて。大変です。本当に助かった。ありがとうございます。助かります。」

学校を運営する穴吹グループは、６月中に県内の留学生合わせて４２５人に食料の無料配付を行うことにしています。