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コロナ禍のみやげもの店 少量作戦でしのぐも…緊急事態宣言解除に期待【岡山・岡山市】

2021.03.19

コロナ禍のみやげもの店 少量作戦でしのぐも…緊急事態宣言解除に期待【岡山・岡山市】

緊急事態宣言の全面解除で、首都圏との人の往来が戻ることに期待を寄せているのが、サラリーマンや観光客を相手にする土産物店です。JR岡山駅の店舗を取材しました。

JR岡山駅新幹線改札口すぐ近くの土産物店。客の多くは観光客やビジネスマンです。

(金萬堂本舗さんすて岡山店 西山千尋副店長)
「学会やサラリーマンが都心から来てまとめ買いが多く、(現在は)なかなか難しい」

(JR西日本岡山支社 平島道孝支社長)
「徐々にではあるが、利用は戻りつつあるが、まだまだ本格的な回復は見通せない状況」

新型コロナウイルスの影響で、新幹線の利用者が大幅に減少し、駅の土産物店も大きな影響を受けてきました。

こちらの店の売上は、コロナ前と比べて3割から4割程度で、時には1割程度にまで落ち込んだこともあったと言います。

各土産物店では、県外からの客が見込めないことから、数量の多い土産用ではなく地元の人なども買いやすい少量の商品を充実させるなどしてなんとかしのいできました。

(山方永寿堂さんすて岡山店 岡本夏実さん)
「県外からの客がいなかったので、ちょっと厳しい状況が続いていた」

2ヵ月半に及んだ緊急事態宣言、土産物店では、宣言の全面解除で、首都圏などからの人の流れが戻ってくることに期待を寄せています。

(山方永寿堂さんすて岡山店 岡本夏実さん)
「すぐにすぐは難しいと思うので、私たちも感染症対策をとりながら」

(金萬堂本舗さんすて岡山店 西山千尋副店長)
「その中でも経済を回していくことも大切だと思うので、今後さらに期待していけたらいいなと思う」