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記念入場券に長蛇の列 記念ヘッドマークも登場 JR山陽本線130周年【岡山】

2021.03.18

記念入場券に長蛇の列 記念ヘッドマークも登場 JR山陽本線130周年【岡山】

130年前の18日は、JR山陽本線が岡山駅まで開通した日です。

岡山駅などで記念入場券が発売されました。

(並んでいる人は…)
「駅舎とか懐かしいところとかいっぱい出ると思って記念にと思って」「長い歴史があるんだな。僕が生まれる前から線路がつながっているのは、とても凄い」

午前10時の発売前には約120人が長い列を作りました。

記念入場券は、備前市の三石駅から広島県の尾道駅まで130周年を迎える14の駅の入場券とオリジナルの台紙がセットになったもので、入場券は今では珍しい「硬券」硬い紙でできています。

山陽本線は、神戸駅から福岡の門司駅を結ぶ路線で、130年前の1891年3月18日に岡山駅まで開通しました。

記念入場券は、岡山駅や倉敷駅など、山陽本線8つの駅で1500セット限定で販売されます。

(JR西日本岡山支社 平島道孝支社長)
「(130周年という)歴史の重みを感じる。将来にわたって持続的に運営できるような山陽本線や鉄道を作っていく」

また、山陽本線の岡山開通と同時に開業したJR貨物岡山機関区では、電気機関車に記念のヘッドマークが取り付けられました。

この電気機関車は、1996年に岡山県に初めて配置されたことから「桃太郎」の愛称で知られ、ヘッドマークには桃太郎の絵などが描かれています。

(JR貨物 山本昌彦岡山機関区区長)
「JR貨物岡山機関区として130周年を迎える。国鉄時代の山陽鉄道から始まり、今日に至る。日本の物流や客を運び、今まできたと思う。これからも日本の物流を支えていけるよう頑張りたい」

130年にわたり岡山の交通や物流を支えてきた山陽本線。JRでは、130周年の記念イベントを11月末まで随時開催する予定です。