厳しい寒さが続く中、津山市の川では特産の横野和紙の原料となるミツマタを洗う「川さらし」の作業が行われました。
凍てつくような寒さのなか洗い場でミツマタを洗います。津山市の山あいを流れる横野川です。この作業は、釜で煮たミツマタのアクや不純物を取るもので和紙作りに欠かせない工程です。21日の津山市の最低気温は氷点下5.1℃と厳しい冷え込みとなりました。地元で和紙作りに取り組んでいる上田さん親子は、厳しい寒さの中、2時間かけて約70キロのミツマタを洗いました。
川でさらしたミツマタは、手すき和紙になり便せんなどの製品に加工されます。