新型コロナウイルスの影響で２度に渡って休校した岡山市立学校。休校中の過ごし方や学校再開後の様子を報告し今後の取り組みに生かそうという会議が７月２２日、市内で開かれました。

会議には岡山市教育委員会の関係者や市内の小・中学校の教諭が出席しました。会議では学校の休校について児童・生徒の学習不足だけでなく、運動不足も心配だったという意見が出た一方、教職員にとっては教材や授業の研究に時間をかけられたり、早く帰ることができ働き方の意識転換につながったという意見も出されました。

再開後については学校生活を楽しんでいる子供たちが多い一方で、休みが続いたため学校に来られなくなる子供もいることなどが報告されました。

（小学校の校長）
「本当にうれしそうな様子で学校に来ている。学校の持つ役割の大きさを改めて実感した」

（中学校の校長）
「マスクの着用率、手洗い、やや油断し始めてきた。今の市の状況をみると改めて訴えていかなければ」

市教委は７月２２日、出た意見を今後の取り組みに生かしたいとしています。