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まちのシンボル危機…丸亀城石垣崩落2年 支援へ新たな取り組み【香川・丸亀市】

西日本豪雨により丸亀市の国の史跡、丸亀城の石垣で最初の崩落が起きて、7月7日で2年です。復旧を支援する動きが年々、鈍くなる中、新たな取り組みが7月7日から始まりました。

2018年と同様7月7日も大雨が石垣を濡らします。

(丸亀市 梶正治市長)
「今も九州で大変な被害が出て毎年のようにこうした災害が起こるようになっているので丸亀城も雨に強い城になるよう復旧したい」

約400年前に築かれた丸亀城の石垣は、2018年の7月7日、豪雨による小規模な崩落が起きるとその後も相次ぐ台風で崩落を繰り返し、約6000個の石が崩れました。

まちのシンボルの危機に市は2023年度末を目指して復旧工事を進めています。費用は、最大35億円かかるとみられていて、国と市、市民などからの寄付金で賄うことにしています。7月7日は、雨のため休みでしたが、工事の進捗は順調だといいます。

(丸亀市 梶正治市長)
「(今は)地盤を固めるアンカーを打ち込んでいる。工事は着々と進んでいる」

一方、復旧支援の動きは年々、鈍くなっています。崩落直後は、寄付金も多く寄せられ、これまでに約3億8000万円が集まりましたが、最近は減少傾向にあります。

(丸亀市 梶正治市長)
「最初の頃は多くの人が寄付してくれたがペースは落ちてきているのでそういう気持ちが広がればありがたい」

(報告 前川裕喜記者)
「そうした状況に新たな光が差そうとしている鍵となるのは丸亀城をテーマに市民などが作った随筆や小説をまとめた冊子」

高松市のブックカフェ、「半空」などが企画したもので、市民などから寄せられた82の文芸作品から特に城の魅力を感じられる17作品を掲載しています。

冊子は、7月7日から城内などで無料で配布しています。中には、寄付金の振り込み用紙が入れられていて共感した人に寄付を呼びかけます。

(半空 岡田陽介さん)
「皆さんの中の丸亀城のエピソードを読んで丸亀城が話題となりそれがきっかけとなって石垣への関心も戻ってほしい」

復旧完了の目標まで約3年。多額の費用がかかる中、多くの人の支援が求められています。

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