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2024.04.16

小学生目線で見つけた危険な場所の改善を要望し実現…児童が市長に感謝の思い伝える【岡山】

通学路の整備を児童たちが自ら要望していました。岡山市の小学生が作成した生活安全マップをもとに市内の危険な場所にカーブミラーなどが取り付けられ、4月16日、児童たちが市長に感謝の思いを伝えました。

(旭竜小学校6年 片田智さん)
「今回、用水路に防護柵をつけて下さったり、見通しが悪いところにカーブミラーを設置して下さったりして、ありがとうございました」

岡山市役所を訪れたのは中区の旭竜小学校の6年生、高尾美陽さんと片田智さんです。

旭竜小学校では2022年、地域の人たちと協力し、通学路にある危険な場所などを調べ生活安全マップを作成。23年、マップをもとに特に危険な場所を整備してほしいと市長に要望していました。

(平野桂子記者)
「要望のあった7か所のうち、23年、4か所の整備が行われた。ここはその一つ。用水路に柵がついた」

(旭竜小学校6年 高尾美陽さん)
「小さい子も高齢者も安全に暮らせるようになった」

(旭竜小学校6年 片田智さん)
「真ん中は車が通るので端を通るが、(用水路に)落ちる危険が減ったのでよかった。誰でも安全に歩ける町がいいと思う」

(岡山市 大森雅夫市長)
「大人では気づかない所がある。(子供と)目線が違う。我々も気づかされた。(今後も要望があれば)チェックに行く。チェックし、必要があれば改善していく。安全にしていくことが重要と思う」

市では残る3か所についても今後整備を行う予定で、地域の人と共に安全なまちづくりができればとしています。