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2024.03.29

【週末お出かけ情報】今が旬!美作市の農園でイチゴ狩りの醍醐味を体験 カフェでスイーツも【岡山】

週末にお出かけしたいスポットを紹介します。今が旬のイチゴ狩りに佐藤理子アナウンサーが行ってきました。

真っ赤に実った甘いイチゴを求めて、美作市のイチゴ農園は、多くの人で賑わっています。これからの時期が特におすすめで、イチゴ狩りと一緒に楽しめるカフェもあります。

「おいCベリー」「章姫」「さちのか」「紅ほっぺ」。真っ赤に熟れた4品種のイチゴを堪能できるのは、中四国最大級の規模を誇る美作農園のイチゴハウス。その面積は約1.28ヘクタール。一面に広がる景色は圧巻です。イチゴの甘酸っぱい香りが広がり、春を感じます。

イチゴを栽培する米山さんに、赤く熟れている中でも特に美味しいイチゴの見分け方を教えていただきました。ポイントは2つあるといいます。

◆その1 ヘタと実の間が白くなっているものを選ぶ

(美作農園生産主任 米山直利さん)
「ヘタと実が裂けているものが、完熟の中でも完熟のイチゴ」
Q:白くなったイチゴの方が完熟で、甘みをより感じられる?
(米山直利さん)
「実がパンパンに、栄養がつまってはじけたもの」

◆その2、表面につやがあるイチゴを選ぶ

(米山直利さん)
「イチゴの表面がつやつやしたもの」
(佐藤理子アナウンサー)
「確かに光沢がありますね」
(米山直利さん)
「それが完熟の印。美味しく食べられるイチゴを選んでもらえたら」

まずは酸味が少なく、上品な香りが特徴の「あきひめ」をいただきました。

(佐藤理子アナウンサー)
「ジューシーです。酸味が少ない分しっかりとイチゴの甘みを感じることができる」

イチゴ狩りの醍醐味といえば食べ比べ。2024年、全国いちご選手権で145品種の中から銀賞を受賞した「おいCベリー」もいただきました。

(佐藤理子アナウンサー)
「イチゴのうまみをしっかりと感じられる。甘味も感じるが酸味もあるので、すっきりとした味わいになっている」

前日までの予約で美作農園オリジナルの大福がプレゼントされます。その場で選んだ採れたてのイチゴで作る大福は絶品です。2023年夏の猛暑の影響で生育が遅れたものの、現在は例年並みの実りで順調に生育しています。

イチゴ狩りの旬はこれからだと、米山さんは話します。

(米山直利さん)
「寒い時期から暖かい時期に切り替わるタイミング。気温が低いことによって甘くておいしいイチゴができるし、暖かくなると日射量が上がり、太陽の光をいっぱい浴びたイチゴがエネルギーを全部糖に変えるので、おいしいイチゴが食べられる良い時期だと思う」

イチゴ狩りを楽しんだ後には、車で15分のところにあるカフェで、採れたてのフルーツをふんだんに使ったスイーツが楽しめます。この春の新作は、イチゴのレアチーズケーキと朝収穫したばかりのイチゴを使ったミニパフェがワンプレートになった贅沢な一品です。

(佐藤理子アナウンサー)
「見た目もすごく華やか。この春新発売のイチゴのレアチーズケーキをいただきます。口の中いっぱいにイチゴの風味を感じられます」

(美作農園広報担当 笠原真由子さん)
「朝採れのイチゴはこんなにおいしいんだというのを楽しんでほしいのと、ガーデンにも入ってもらえるので、春を感じてもらえたら」

季節の花が咲くガーデンで、甘い香りに包まれながら優雅な時間を過ごせました。

3月最後の週末、イチゴ狩りは予約でいっぱいということですが、カフェは利用できます。31日の午後2時からウクレレコンサートも開催されるそうです。