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2024.03.20

河川事務所職員がラジオで伝え続けた西日本豪雨被災地の歩み…番組コーナーが27日に最終回【岡山】

西日本豪雨の被災地倉敷市真備町で行われていた河川の復旧工事などの事業がまもなく完了します。これに伴い、現地の河川事務所職員とともに復興を発信してきたラジオ番組のコーナーが間もなく、最終回を迎えます。

倉敷市のFMラジオ局で毎月2回放送しているコーナー『真備町の「今」と「これから」』。

(第1回放送)
「地域のみなさんの声も聞くという意味でも真備に事務所があった方が良いだろうと昨年4月に事務所を作り工事を進めている」

(2023年7月19日放送)
「国はハード対策、ソフト対策両面で全力で支援を行うが最終的には自分たちの命は自分で守るという意識で自発的な避難が一番大事」

タイトルの通り、町の現状と今後を発信しようと豪雨発生の翌年にスタートしたコーナーです。2020年からは河川事務所の職員をゲストに迎え、小田川と高梁川の付け替え工事の進捗や防災情報などについて放送してきました。

この日は最終回を前にした打合せが行われ、パーソナリティの平野将さんと出演する事務所の所長が放送内容について確認しました。

(高梁川・小田川緊急治水対策河川事務所 濱田靖彦所長)
「番組も最後になる事業も完成を迎えるということで嬉しくもあり寂しくもある真備町のみなさまにメッセージを発信できれば」

(ラジオパーソナリティ 平野将さん)
「これからは自分たちで手を取り合って真備町を守っていく、災害に向き合っていくそのスタートであるということを伝えたい」

最終回は、3月27日午後6時からFMくらしきで放送します。