丸亀市で３月、高齢女性が車にはねられ死亡する事故が発生したことなどをうけ、近くの交差点で３月１３日、交通安全を呼び掛ける啓発活動が行われました。

のぼりを掲げてシートベルトの着用を呼び掛けます。丸亀市新田町で行われた啓発活動には、交通安全協会や丸亀警察署などから約６０人が参加しました。参加者たちは交通量が多い交差点で、「黄信号止まれ」などと書かれた横断幕やのぼりを掲げ、ドライバーらに交通安全を呼び掛けました。

丸亀警察署の管内では、３月に入り、横断歩道の近くを歩いて渡っていた６６歳の女性が乗用車にはねられ死亡したほか、２件の重体事故が発生しています。いずれも運転手が前方の安全確認を十分に行っていなかったことが事故の原因だということです。

（丸亀警察署　佐脇伸宏署長）
「運転手は交通法令の順守をお願いします。歩行者は、自分の身を守るのは歩行者自身。反射材の着用などをよろしくお願いします」

丸亀警察署では今後、街頭活動や取り締まりを強化し、事故の抑止に努めるとしています。