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2024.02.27

平成生まれの児童が半世紀以上前の農具の使い方を体験 昔の生活様式に「大変だ…」【岡山・津山市】

昔の農具などを体験して暮らしの移り変わりについて学ぼうと津山市の小学生が半世紀以上前の生活用品や農具を保存している農家を訪れました。

(説明)
「これ今のカッパみの言うんじゃ・・・」

津山市久米川南にある大さこ毅さん(77)の自宅を訪問したのは近くの誠道小学校の3年生14人です。大さこさんの自宅には昭和の時代を中心に約50年以上前から使われていた生活用品や農具など約300点が展示されています。

誠道小学校では社会の授業の一環で毎年訪問していて、平成生まれの児童たちにとって初めて見るものばかり。児童たちは大さこさんから農具の使い方を教わりながらモミを取る作業などを体験し、昔と今の生活の違いを感じていました。

(児童は…)
「昔の人は電気器具がなく、大変と思った」
「すごいと思った。昔は今とは全く違うものを使い生活していると思った」
「昔の掘りコタツがすごいと思った。昔は炭だけで暖まったりするのだと思った」

(昔の農具を保存している 大さこ毅さん)
「手でする仕事から今の文化的生活が始まった。歴史を勉強してもらえば非常に将来に向かい、良いと思う」

昔の生活様式や農業に触れる貴重な体験をした児童たち。2月27日の活動をまとめクラスで発表するということです。

注)「さこ」は土へんに谷