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2024.02.05

24年も香川丸亀国際ハーフで新記録続々!一方で日本新記録狙った駒大・篠原は「自分が弱かった」【香川】

国の内外からトップランナーが讃岐路を駆け抜ける香川丸亀国際ハーフマラソンが2月4日に行われました。2024年も、男女両方で新記録が誕生しました。

76回目となる香川丸亀国際ハーフマラソンは、4年ぶりに制限がなくなり、一般ランナーを含め7662人が参加しました。

男子は序盤から複数の外国人選手がレースを引っ張る中、黒崎播磨の田村友佑や日本人学生記録を持つ駒澤大学の篠原倖太朗らが先頭集団に食らいつきます。

しかし、10キロを超えたあたりからレースが動きます。前年大会記録で優勝したアレクサンダー・ムティソと、1万メートルと5000メートルで日本学生記録を持つ東京国際大学のリチャード・エティーリが抜け出し、後続を大きく突き放します。

最後はスパートをかけたリチャード・エティーリが59分32秒の日本学生新記録で優勝。17年ぶりの記録更新となりました。日本人トップの篠原倖太朗は1時間1分4秒でフィニッシュ。目標の日本記録更新とはなりませんでした。

(日本人トップ 駒沢大学3年 篠原倖太朗選手)
「後半はちょっと追い風が気になったが、そんなに気にならなかったので、シンプルに自分が弱かったと思う」

一方、女子はユー・エス・イーのオマレ・ドルフィンニャボケが独走し、1時間6分7秒の大会新記録で優勝しました。準優勝したケニアのシェイラ・チェプキルイも1時間6分47秒のタイムでこれまでの大会記録を上回っています。

日本人のトップはJP日本郵政グループの鈴木亜由子で、1時間8分51秒でのフィニッシュ。パリオリンピックの代表が決まる3月の名古屋ウィメンズマラソンに向けて手ごたえを感じていました。

(JP日本郵政グループ 鈴木亜由子選手)
「きょうは今の状態を確認しようということで、目標タイムはクリアできたので、次につながる走りだったと思う」