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2024.02.01

玉島殺傷事件 実行役「前金150万円、成功報酬450万円」を長男と約束 殺人罪で男2人を起訴【岡山】

2023年12月、倉敷市の住宅で夫婦が殺傷された事件で、殺人などの疑いで逮捕された実行役の男が「夫婦の長男から600万円の報酬を受け取る約束だった」と供述し、このうち150万円を犯行前に受け取っていたことが関係者への取材で分かりました。

この事件は23年12月、倉敷市玉島の会社経営、問田正さん(当時57)と妻が刃物で刺され、問田さんが死亡、妻が重傷を負ったものです。

岡山地検は2月1日、妻への殺人未遂などの罪で起訴した夫婦の長男の問田直孝被告(29)と、その知人で自営業の村上航希被告(26)について、問田さんへの殺人の罪を加えるよう岡山地裁に請求しました。

関係者によりますと、村上被告は「問田被告に夫婦を殺害するよう頼まれた」という趣旨の供述をしていて、「現金600万円の報酬を受け取る約束だった」と話しているということです。

また、「前金が150万円、成功報酬が450万円で、犯行前に150万円を受け取っていた」と説明していることも分かりました。

警察は2月1日、問田さんの家から財布などを盗んだとして村上被告を追送検し、1日付で捜査本部を解散したと発表しました。