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2024.01.23

憧れの「香川丸亀国際ハーフマラソン」先導白バイ隊員に初選出 本番を前に高ぶる思い【さぬきのプラス】

知って得する香川の豆知識を紹介する「さぬきのプラス」。交通事故防止のため、日々、取り締まりやマナーアップに取り組む白バイ隊員。丸亀市で2月に開催されるイベントでも、その運転技術で活躍します。

(中村香月記者)
「華麗なハンドルさばきで豪快なターンを見せる香川県警の白バイ隊員。一般的には取り締まりをするイメージが強いですが、他にも大切な仕事があることを知っていますか?」
さぬプラ 丸亀ハーフ先導白バイ01
車体を大きく傾けコーンとコーンの間を走り抜ける白バイ。体ひとつで各地に急行する機動力で日々、交通指導取り締まりにあたっています。
さぬプラ 丸亀ハーフ先導白バイ02
一方、年に1度のイベントで、隊員たちが憧れるのが…。

(2023年2月 前回大会の様子)
(実況)
「今、レースがスタートし、熱い戦いが幕を開けました!」
さぬプラ 丸亀ハーフ先導白バイ03
毎年2月、丸亀市を中心に開催される「香川丸亀国際ハーフマラソン」。
さぬプラ 丸亀ハーフ先導白バイ04
香川県警は、ランナーの先導役として、毎年2人の隊員を推薦しています。2024年に選ばれたのは、交通機動隊の小山道大巡査部長(40)と木村香乃巡査長(25)。2人とも、この大会の先導は初めてです。
さぬプラ 丸亀ハーフ先導白バイ06
さぬプラ 丸亀ハーフ先導白バイ07
(香川県警交通機動隊 木村香乃巡査長)
「先導は選ばれた人がなると思うので光栄に思う」

(香川県警交通機動隊 小山道大巡査部長)
「ランナーが安全に走れるように全力で先導していきたい」

ランナーの安全を守るのに欠かせない先導の役割。ポイントの1つがランナーとの距離感だといいます。

(香川県警交通機動隊 小山道大巡査部長)
「後方のランナーがミラーに映る。ミラーのどこにランナーが映っているかを見て、ランナーと一定の距離を保つように工夫している」
さぬプラ 丸亀ハーフ先導白バイ10
ランナーが走る速さは時速20キロ前後。重さ約350キロの白バイを低速で運転し、ランナーと適切な距離感を保ちながら、前方や沿道の観客にも注意する必要があります。

2人を見守る多田羅桂子副隊長(51)もマラソンの先導に憧れて白バイ隊員になった1人。かつて大会で先導した経験を伝えながら、次世代を担う後輩に思いを託します。
さぬプラ 丸亀ハーフ白バイ071
(香川県警交通機動隊 多田羅桂子副隊長)
「緊張感を持って集中力を切らさずに任務を完遂してもらいたい。また、私が駅伝を先導する白バイ隊員を見て憧れて白バイ隊員になったので、2人の凛々しい姿で子供に夢を与えてくれたら」
さぬプラ 丸亀ハーフ先導白バイ12
2月4日に迫った大会に、2人も気持ちを高ぶらせています。

(香川県警交通機動隊 小山道大巡査部長)
「私の姿を見て白バイ隊員になる人が増えたら非常にうれしい」
さぬプラ 丸亀ハーフ先導白バイ13
(香川県警交通機動隊 木村香乃巡査長)
「ランナーが好タイムを出せるように、安全安心を第一に先導に務めたい」
さぬプラ 丸亀ハーフ先導白バイ14
大会の様子は、OHKで実況生中継でお伝えします。ランナーたちの熱い戦いを陰で支える白バイ隊員にも、目を向けてみてはいかがでしょうか。
さぬプラ 丸亀ハーフ先導白バイ15