２月の節分に香川県産食材をＰＲする「さぬきまるごと恵方巻」と「さぬき恵方ロール」が２０２４年も発表されました。２４年は４４種類がお目見えし、節分を彩ります。

具だくさんな海鮮巻やスパイシーな地鶏巻など、１０年以上の歴史の中でお目見えした様々な恵方巻。そして２４年は県内の飲食や菓子業者など４４社がそれぞれの自信作を販売します。

恵方巻は１０の新作を含めた２５種類。スイーツの恵方ロールも１０の新作を含めた１９種類がお目見えしました。いずれも七福神にちなみ７種類の県産食材が巻かれています。高松自動車道のＳＡグルメとして知られるうどんを巻いた恵方巻も新たに加わりました。

そして、こんな変わり種も。

（前川裕喜記者）
「では恵方巻を・・・恵方巻ですよ。いただきます。ん？甘いですね。上品な甘さ。これは和菓子の甘さ。エビに見えますが、これはういろうだと思う」

県産イチゴ「さぬきひめ」や和三盆糖を使った一品で、エビ天巻と見まがう姿は、全国の菓子職人のコンテストでグランプリを獲った職人の手によるものです。

（御菓子処乃だや　職人　野田大晴さん（２６））
「テレビでも見かけるようにそっくりな見た目、写真でも映えるようなものがはやっている中で、若い人に撮ってもらい発信してもらいたい」

このほか、「辰年」の竜の色をイメージした恵方ロールなどもあり、企画した香川県も自信を見せました。

（香川県県産品振興課　藤本圭一専門監）
「今までのラインナップの中で一番、多種多様。皆さんのお好みを選んで、食べ比べて幸せを願いながら香川の魅力を味わってほしい」

商品の予約は１月１０日から２月１日までで、６００円から２０００円ほどで販売します。