玉野市は住民税４００万円あまりを誤って徴収していたと明らかにしました。外国で税を収めた人に二重課税していたという事です。

玉野市によりますと、誤って徴収していたのは、２０１７年度から今年度までの７年間で、４０人にあわせて４３６万円あまりを課税していました。

住民税は、外国で所得を得てその国で税金を収めた場合、二重課税を防ぐため控除する制度が設けられていますが、その処理ができていなかったということです。確定申告書の確認を怠ったのが原因で、対象者には返還の手続きについて文書で説明するとしています。

２０１６年度以前については、データがなく確認できていないという事で、心当たりのある人は市の税務課に問い合わせてほしいとしています。