OHK 8Ch

  • LINE友だち追加

2023.12.01

岡山県に「インフルエンザ警報」過去10年で最も早く 香川も患者増【岡山・香川】

岡山県は12月1日、県内全域にインフルエンザ警報を発令しました。過去10年で最も早く、5シーズンぶりの発令です。

(岡山県健康推進課 國富優香課長)
「インフルエンザ警報を発令します」

岡山県内では11月20日から26日までの1週間で県内84の定点医療機関の1カ所あたりの患者数が31.35人に達し基準の30人を上回ったため、県は1日、県内全域にインフルエンザ警報を発令しました。

過去10年で最も早く、発令自体も5シーズンぶりです。地域別では倉敷市が52.06人と最も多く、次いで総社市や早島町など備中地域が40.58人です。

また、年齢別では14歳以下の患者が全体の約7割を占めていて小中学校などの学級閉鎖や学年閉鎖などの数は2023年9月から11月30日までに800を超えています。

(岡山県健康推進課 國富優香課長)
「どのくらいのスピードでいつピークがくるか通常と違うので予測がつかないがこれからもう少し拡大する」

県はうがいと手や指の消毒のほか、適度な湿度を保つなど室内環境に気を付けるとともに、ワクチン接種を早めに行うなど予防を呼びかけています。

一方、香川県でもインフルエンザの患者が増えています。くれぐれもご注意ください。