OHK 8Ch

  • LINE友だち追加

2023.11.22

総社市議会議長が寄付行為 市議会議運が議長辞職求める報告書承認 本人は議長辞職願提出【岡山】

総社市議会の議会運営委員会で11月22日、選挙区内での寄付行為が政治倫理基準に違反するとして議長に辞職を求める報告書の内容が承認されました。

議長はおととい辞職願を提出しています。総社市議会の深見昌宏議長は議長就任前の2023年7月、市内の病院の開院祝いに自身が社長を務める会社から議長名で花を贈っていました。

市議会は政治倫理審査会を設置し、この行為が公職選挙法で禁じられた選挙区内での寄付にあたる疑いがあり政治倫理基準の条例に違反しているとして「議長辞職を求めるべき」との報告書をまとめました。

22日に開かれた議会運営委員会で報告書の内容が審議され、全会一致でそのまま承認。深見議長は20日、副議長あてに議長の辞職願を提出しています。

(総社市議会議会運営委員会 村木理英委員長)
「議会として非常に重く受け止めている。(議長の)辞職を決して無駄にしないように全議員が襟を正して前を向いていこうという決意を感じた」

辞職願は11月末に開会の定例市議会の冒頭で審議され、辞職が認められれば次の議長選挙が行われることになります。