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2023.10.12

300年以上の歴史…三豊市の神社でどぶろく造り 一般の参拝者にも4年ぶり2日間提供【香川】

秋が深まり、新酒の季節がやってきました。どぶろく造りで300年以上の歴史を持つ三豊市の神社でも、地元の人が新酒に舌鼓を打ちました。

伝統的な石臼を使って、原料のコメや麹をすりつぶす仕上げが行われると、甘酒のような香りが広がりました。

秋になると地元の酒米、オオセトを使ってどぶろく造りが行われる三豊市豊中町の宇賀神社。2023年は9月14日に仕込み、ひと月かけて醸造したもので、神事の後、地元の人たちが仕上がりを確認しました。

この神社のどぶろく造りは300年以上の歴史を持ち、地域の伝統行事として大切に守り継がれています。

(氏子総代 合田憲弘さん)
「今年(2023年)はちょっと辛めかな。ただ口当たりはいい。どこでも飲めない田舎の味」

神社ではあさってから2日間、秋の大祭が行われ、コロナ禍以降、4年ぶりにどぶろくが振舞われます。

※どぶろくの振る舞い(一般向け)
三豊市豊中町笠田笠岡 宇賀神社
10月14日 午前11時~午後3時
10月15日 午前9時~午前11時