地元ゆかりの戦国武将の肖像画などをデザインしたラッピング列車が総社市と広島県福山市を結ぶ井原鉄道で運行されることになり、準備が進められています。

列車のヘッドマークに描かれているのは、井原市出身とされる戦国大名・北条早雲の肖像画です。「戦国列車」と名付けられたこのラッピング列車、沿線に多くの史跡がある井原鉄道が地域の魅力を発信しようと企画したもので、スタートレインやアート列車に続く第３弾です。

車体には、鎧をまとった早雲の姿をはじめ、文書や手紙に署名として記された「花押」が描かれています。また沿線ゆかりの戦国武将の家紋もデザインされていて、戦国の歴史に触れながら鉄道の旅を楽しめます。

（井原鉄道　槙尾俊之社長）
「古代から戦国時代、江戸時代にかけてのさまざまな歴史遺産が各地に点在しているので、ぜひこの列車を活用して歴史遺産を見て回ってもらえれば」

「戦国列車」は１０月１５日にお披露目され、通常ダイヤのほか観光列車として運行される予定です。