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紙おむつなどが“定額使い放題”で手間いらず 奈義町の保育園で試験的に「おむつのサブスク」開始【岡山】

2023.09.01

紙おむつなどが“定額使い放題”で手間いらず 奈義町の保育園で試験的に「おむつのサブスク」開始【岡山】

全国トップレベルの出生率で注目される岡山県奈義町が公立の保育園で紙おむつとおしり拭きを定額で利用できる、いわゆるサブスクのサービスを9月1日から試験的に始めました。

奈義町によりますと公立の保育園では県内初となるこのサービス。いわゆる「おむつのサブスク」です。6カ月から4歳まで118人が通う奈義保育園で1日から始まりました。

利用料金は月額2410円(9・10月は無料)で保育園が発注している紙おむつやおしり拭きが使い放題となり、保護者はおむつに名前を書く手間が省け、毎日、持参する必要がなくなります。また保育園も園児一人一人のおむつを個別に管理する必要がなくなり、業務の効率化が期待されています。

(保護者は…)
「毎日(紙おむつを)持ってきているので、これが定額で持ってこなくて良いのはすごい便利だと思う」
「とりあえずお試ししてみるが、自分で持ってきたほうが安いかと」
「おむつを持っていくのを忘れて、登園してから「なかった」ということもある。慌てて持っていくということもなくなる」

(奈義町こども・長寿課 小坂昌平副参事)
「おむつのサブスクは全国的に導入事例もあり、奈義町においてもそれを子育て世代への負担軽減という形で導入できないか検討し、今年度(2023年度)始めると決定した」

また災害時には保育園で保管しているおむつやおしり拭きが町内の子供たちに無償で提供されるということです。