約３０００人が乱舞する岡山市の夏のメインイベント・おかやま桃太郎まつりのうらじゃ踊りが８月２０日に行われました。２０２３年は演舞中の声出しも解禁、４年ぶりに全開の踊りが復活しました。

（踊り連の人は…）
「楽しい。楽しんで人を巻き込むような踊りがしたい」

（よさこいに１０年以上参加し、うらじゃ初参加の人は…）
「うらじゃに出るのが夢だった。岡山の人が温かい人ばかりですごく楽しかった。こんな楽しい祭りに、ぜひ（来年も）来たい」

２０２３年は６９の踊り連から約２８００人が岡山の夏の夜に乱舞したうらじゃ踊り。新型コロナの影響で２０２０年から２年間は中止、２２年は、演舞中の声出しが禁止されたほか、観客と一緒に踊る総おどりでは踊り子の間隔を空けるなどの制限がありましたが、２３年は全開の踊りが４年ぶりに復活しました。

（観客は…）
「うらじゃ連に入っていないが、総おどりでしっかり踊った」

（踊り連の人は…）
「去年より人も（踊る）場所も増えて、とても良かった。総おどりもみんなで手をつなぐこともでき、客と近く、楽しく踊った」

うらじゃ踊りは８月１９日から２日間、市中心部の市役所筋をメイン会場に５ヵ所の演舞場が入場制限なく設けられました。

２０日の岡山市の最高気温は３６・６度。会場では首を冷やすタオルを配布するなど、暑さ対策が行われました。

（踊り連の人は…）
「去年も出たが、今回はコロナが落ちつき、本格的に岡山の大きな祭りが帰ってきたと感じ、楽しんでいる」

（温羅メイクしてみて…）
「楽しいよ！みんな行ってみて！テンション上がる」
「かわいいし、お祭り気分で盛り上がる」
「去年より人が多く、マスクもなく開放的」

（主催した岡山青年会議所　安部真良理事長）
「こんなにうらじゃって人が多かったかと思うくらい、人が集まってありがたい。久しぶりのフルスペックうらじゃを心の底から楽しんで、笑顔になってもらいたい」

主催者によりますと２０２２年より７万人多い３２万人が２日間で来場し、岡山の夏に賑わいが戻りました。