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2023.08.17

約2万匹の魚が死ぬ 台風7号で線状降水帯が発生した鏡野町の養魚場 取水パイプ流され酸欠に【岡山】

台風7号の大雨による影響です。岡山県鏡野町の養魚場で、川から取水するためのパイプが流され、約2万匹の魚が死ぬ被害が出たことが分かりました。

(中島一朗記者)
「養殖している水槽に川の水が入らなくなったため、酸欠になった魚が大量に死んでいる」

被害を受けたのは、鏡野町上齋原にある養魚場です。8月15日の夜、所有者の男性が、近くの川から水を引き入れる取水パイプが大雨による増水で流されているのに気付きました。翌朝確認すると魚が大量に死んでいるのが見つかりました。

養魚場ではヤマメとイワナ合わせて約2万匹を養殖していましたが、酸欠でほぼ全てが死んでしまったということです。

(所有者の男性は…)
「水が入って来ないから酸欠になる。今度養殖するとしても卵を買って来て来年以降じゃないとできない。今までこういうことはなかった」

所有者の男性によりますと、被害額は数百万円に上るとみられるということです。