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2023.08.03

例年より糖度が“1度”アップ! 甘くてみずみずしい「ホウナンの梨」はいかが?【香川・観音寺市】

真夏を代表する味覚、ナシの収穫が観音寺市で始まりました。100年以上の歴史を持つ県内最大の産地ですが、2023年は例年以上の出来だとして太鼓判を押しています。

真夏の日差しを受けて大きく育った黄緑の実が輝いています。観音寺市豊浜町の生産者、小博安雄さん(63)の畑では、完熟した「幸水」の収穫が始まりました。2023年は4月から7月まで降水量のバランスが良かったということで、玉が大きく糖度も例年より1度高い13度近くに仕上がりました。

(前川裕喜記者)
「いただいてみます。こうしてスティック状にカットすると食べやすく流行っているそうです。夏を感じさせるみずみずしくさっぱりした味わい。ただ甘味も強く非常においしいい」

観音寺市のナシ栽培は100年以上の歴史があり、「ホウナンの梨」の名前で県の内外から親しまれています。現在は36人の生産者が約24ヘクタールで栽培し、品種を変えながら10月まで収穫を続けます。

(JA香川県豊南地区梨部会 小博安雄副部会長)
「平年並み以上の甘さ。消費者が待ち望むナシができたので甘さみずみずしさを味わってほしい」

「ホウナンの梨」は主に県内向けに例年並みの約300トンの出荷を見込んでいます。