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英明が序盤に2HR!最後まで粘る志度を振り切り春夏連続の甲子園出場決める 夏の高校野球【香川】

2023.07.26

英明が序盤に2HR!最後まで粘る志度を振り切り春夏連続の甲子園出場決める 夏の高校野球【香川】

夏の高校野球香川大会は7月26日に決勝が行われ、英明が志度を下し、春夏連続、夏では12年ぶり3回目の甲子園出場を決めました。頂上決戦は夏の暑さに負けない熱い戦いとなりました。

攻守のバランスに優れ4大会連続で決勝に駒を進めた英明。一方、志度はエースで4番の新鞍(にいくら)を中心に勝利を積み重ね、38年ぶりの甲子園を目指します。

試合は1回表から動きました。英明は2アウト2塁で打席にはプロ注目の4番、寿賀。甘く入った新鞍の変化球をライトスタンドに運び2点を先制します。

英明はさらに2点を追加し、4対0で迎えた3回表。1アウト3塁で6番大島がホームラン。6対0と突き放し、志度のエース新鞍を降板させます。

さらに4回に1点、6回に3点を加え英明は10対0と大量リードを奪いますが、その裏、志度が反撃に転じます。エースとして見せ場を作れなかった4番、新鞍がセンター前ヒットで出塁。後続もつなぎ3塁1塁のチャンスに6番、キャプテンの長谷。相手のエラーの間に新鞍が生還し1点を返します。

その後は両チーム点を取り合い、迎えた9回裏、志度は最後まで粘りを見せますが、英明が堅い守りで抑え込み13対5でゲームセット。英明は春夏連続、夏では12年ぶり3回目の甲子園出場を決めました。

(先制ホームラン 英明3年 4番・寿賀弘都選手)
「1年生の時から、決勝の舞台で負けて泣いている先輩を見てきたので、自分たちの代は絶対行こうと春のセンバツが終わってから掲げてきたので、勝てて嬉しい」

(エース 英明3年 下村健太郎投手)
「厳しい場面で投げることもあったが、仲間たちとアウトを全員で取りに行って、結果、試合に勝つことができたので良かった」

(英明 3年 中浦浩志朗主将)
「相手打線も怖かった。自分たちのやるべきことを徹底した結果がこの結果だと思う。目の前の試合を全力で戦い、まずは初戦突破を甲子園での目標にしてやっていきたいと思う」

夏の甲子園は8月3日に組み合わせ抽選が行われ、6日に開幕します。