言葉が滑らかに出てこない発話障害、きつ音について理解を深めてもらおうと、さぬき市に１日限定の「注文に時間がかかるカフェ」が開かれました。

店員をつとめるのはきつ音のある４人の若者。言葉が滑らかに出ないこともありますが、接客業などに夢を持っています。

注文に時間がかかるカフェは、きつ音の当事者、奥村安莉沙さんが全国に１２０万人と言われるきつ音のある人が生きやすい環境をつくりたいとおととし立ち上げ、香川県では初めての開催です。

この日の営業は、客を入れ替えながら１時間ずつの計４回。４人は地域の人など訪れた人から一生懸命、注文を取っていました。

（参加した若者は…）
「すごく自分の自信につながった」
「客にたくさん来てもらって忙しくて、緊張もほぐれて最終的に楽しんで 接客注文受付ができた」

注文に時間がかかるカフェは、今後も全国各地で開かれます。