３月３日のひな祭りを前に、岡山市の洋菓子店では、ちょっと変わったケーキがお目見えしました。

実に１００人分の特大「ひな壇ケーキ」です。創業５２年を誇る岡山市北区奉還町の洋菓子店です。こちらの店では、毎年、ひな祭りに合わせてお菓子でできたひな人形を飾り付けたケーキを販売しています。

ひな人形は、昔ながらのバタークリームを使って一体一体丁寧に作っていて、チョコレートなどで飾りつけしていきます。

この店では、この時期、販売用のケーキとは別にちょっと変わったケーキがお目見えします。

「完成でいい？派手派手。ぎゅうぎゅうにのせた」

ひな人形も土台もすべてお菓子でできている特大の五段ひな壇飾りケーキです。ケーキは１００人分で、全国高校サッカー選手権で県勢として初優勝を果たした岡山学芸館高校のサッカー部員や、Ｍ－１グランプリで優勝した津山市出身のお笑いコンビ、ウエストランドなどをモチーフにしたひな人形が飾られています。

（ラ・セゾン・ド・フランセ　牛島裕子さん）
「岡山で活躍している人たちの力をもらうことで、より大きなパワーにして、皆さんに届けたいと思った。実際に見ても楽しい、食べてもおいしいを 目指して作っている。ぜひこの機会に見てもらって、一緒にひな祭りをお祝いしたい」

このひな壇ケーキは、２月２３日から２月２７日まで店頭で展示され、３月１日、展示期間中にケーキを買った人などに無料で振る舞われる予定です。