岸田総理大臣が地域ぐるみの子育て支援に力を入れる岡山県奈義町を２月１９日に訪問し、子育て中の親たちと意見交換しました。

今回の訪問は２月から岸田総理が全国各地を訪れ子育て中の親などから直接話を聞く「こども政策対話」の２カ所目として選ばれたものです。

奈義町は１人の女性が生涯に産む子供の推計人数を示す合計特殊出生率が全国トップクラスで「奇跡のまち」と呼ばれていて、意見交換では３人の子育てに励む母親が「安心して楽しく子育てできる環境があり、子供を産むことができた」と話していました。

（岸田文雄首相）
「奈義町がまちぐるみで子育て支援に取り組んでいる。そうした素晴らしい雰囲気を感じた」

１９日は子育て支援施設などの視察も行われました。政府は３月末をめどに少子化対策を強化する具体策のたたき台をまとめる方針です。