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2021.09.16

【備えのツボ】温帯低気圧をあなどるな 台風との違いは「構造」勢力変わらず【岡山・香川】

備えの基本を押さえて防災力アップを目指す備えのツボです。
16日は、今まさに岡山・香川に近づいている台風。今後、温帯低気圧に変わっても注意が必要なんです。

「台風は、日本海に抜けて温帯低気圧へと変わる見込みです」

(防災士 新田俊介記者)
「台風情報でよく耳にするこの言葉。何となく勢力が弱まって、安心だと思い込んでいませんか?」

■温帯低気圧の脅威
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激しく打ち付ける雨。これは、台風から変わった温帯低気圧による2000年の大雨の映像です。
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岡山・香川では、24時間に100ミリを超える雨が降り、津山市では、約40メートルに渡って山林が崩れるなど、被害が出ました。
そもそも、台風と温帯低気圧って、何が違うんでしょうか。

■違いは構造 勢力変わらず
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台風が温帯低気圧になる、これは、構造の変化を意味しています。
暖かく湿った空気の塊と言える台風は、中心付近で強い風が吹きます。
一方、温帯低気圧は、台風が日本付近で寒気とぶつかり合ってできるもので、前線を伴うことが多く、広い範囲で強い風が吹くのが特徴です。
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つまり、勢力が弱まる、というわけではないんです。

実際、今近づいている台風14号は、16日午前9時の時点で、中心気圧は990ヘクトパスカルでしたが、日本を横断し、温帯低気圧となった後も、中心気圧996ヘクトパスカル、最大瞬間風速25メートルと、台風並みの勢力と予想されています。
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7.png押さえてほしい備えのツボはこちら。台風と温帯低気圧はどちらが強いとは言い切れません。
最新の気象情報に注意し、身の回りのリスクの確認や早めの避難を検討しましょう。
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