香川県でも県外への移動に向け交通機関が再開されています。４月下旬から運休していた香川県内を発着する高速バスが、６月１２日、一部の路線で運行を再開しました。

ＪＲ高松駅の高速バスターミナルには約２カ月ぶりにバスと乗客の姿が戻ってきました。運行が再開されたのは高松と大阪・神戸、高松と徳島・広島を結ぶ路線の一部です。
高松エクスプレスが運行する大阪への路線は車内にあるＱＲコードを読み取りメールアドレスを登録すると乗客から感染者が出た場合、通知が来るシステムを採用しています。
また四国高速バスなどそのほかの会社でも乗客が座る座席の間隔を空けるなど入念な感染予防対策を行っての再開です。
（利用客は・・・）
「仕事でこっちにきて今から大阪に帰るところ。高速バスが無かったから困るので　動いていて助かった」
「通常の生活に戻ってきたなと実感する。高速バスは生活に欠かせない交通なので非常にありがたい」
１２日、再開されたのは全体の４分の１程度の本数ですがそれぞれのバス会社では７月以降、状況を見ながら運行ダイヤの見直しを検討するとしています。