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2022.06.14

高校生が“お菓子を宅配” 全部で9種類! 1人暮らしのお年寄りに 3年ぶりの笑顔【岡山・岡山市】

岡山市南区の興陽高校の生徒が、1人暮らしのお年寄りに手作りのお菓子を届けました。新型コロナの影響で生徒が対面でお菓子を届けるのは3年ぶりです。

(生徒は…)
「いい感じ、何回も練習しているのと同じくらい」

焼きたて、熱々のお菓子!

興陽高校の家政科で食物を学ぶ3年生の生徒19人が、地域のお年寄りに届けるため手作りしました。生徒たちが苗から育てた黒大豆などを使って、ケーキや蒸しまんじゅうなど9種類のお菓子を作りました。

この取り組みは、生徒たちの学びを地域に還元しようと行われているもので、6月にはお菓子を!12月にはお弁当を、1人暮らしのお年寄りに届けてきました。

約30年続いた興陽高校のこの取り組みは、2021年、様々な奉仕活動をたたえる日本善行会から表彰を受けました。新型コロナの影響で生徒たちが対面でお菓子を届けるのは3年ぶり、生徒たちも、力が入ります。

(生徒は…)
「おいしそう!藤田地区の高齢者に喜んでもらえたらいい」

【グループに分かれて地域へ】

(生徒は…)
「こんにちは、興陽高校から来ました。家政科3年生です。お菓子を作ったので受け取ってください」

(お菓子を受け取ったお年寄りは…)
「ありがとうございました。ご丁寧に・・・」
「わあ、おいしそう」
「そりゃあ楽しみですよ」
「長生きしないといけません」

(生徒は…)
「コロナでできてなかったので、今年できることに感謝して、本当うれしかった」
「会話をして喜んでもらっていることが実感できたので、作って良かったと心から思う」

生徒たちが腕を振るったお菓子は、地域のお年寄りを笑顔にしました。