子供たちに科学や文化などへの関心を高めてもらおうと、大学生が先生役になり、もの作りや生き物の観察などを楽しむイベントが６月１２日、岡山市で行われました。

これは岡山県内の大学などで構成する大学コンソーシアム岡山が毎年行っているもので、今回で１０回目です。

会場の県生涯学習センターでは県内の大学生が先生役となり、普段学んでいる分野を体験してもらうコーナーが設けられました。参加した子供たちは、石を削って貝の化石を取り出したり、カメを観察して、生態を学んでいました。

（参加した子供は…）
「楽しかった。学校ではノートに書いたりするけど、ここでは触れたり見たりできるから」
「 (化石発掘が)楽しかったけど、難しかった。もっと上手になりたいと思った」

（保育を学ぶ大学生は…）
「今、実習がコロナ禍で中止になっていて、なかなか子供と関わる機会がないので、貴重な体験をさせてもらっている」

大学コンソーシアム岡山によりますと、１２日は２００家族、約８００人が参加したということで、親子で楽しみながら学んでいました。