ゴールデンウィーク期間中のＪＲの利用客数がまとまりました。コロナ禍前の７割から８割ほどに回復し、２０２１年と比べて大幅に増えています。

ＪＲ西日本岡山支社管内の４月２８日から５月８日までのゴールデンウィーク期間中の利用客数は、山陽新幹線が約１３２万４０００人、在来線の特急は約１１万７０００人で、２０２１年と比べると２．５倍から３倍ほど増加し、コロナ禍前の２０１８年の７割から８割ほどまで回復しました。

一方、ＪＲ四国管内では、瀬戸大橋線で２１万１２００人と、２０２１年と比べ倍増し、コロナ禍前の７割以上に回復しました。

予讃線など主要３路線の利用客数は９万８０００人で、こちらも２０２１年の２倍以上となっています。

ＪＲ四国は「瀬戸内国際芸術祭などイベントの影響もあり、２０２１年度よりかなりの回復を見せた」として、６月まで行われるＪＲ主導の大型観光キャンペーンなどを通じ、利用客のさらなる増加を目指したいとしています。