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コロナ禍3度目のGW 土産品業界に明るい兆し 岡山名物のきびだんごは…【岡山】

2022.04.29

コロナ禍3度目のGW 土産品業界に明るい兆し 岡山名物のきびだんごは…【岡山】

行動制限による旅行自粛などで打撃を受けてきた土産品業界も、2022年のゴールデンウィークは様子が違うようです。岡山名物のきびだんごなどを作る工場を取材しました。

(生本ひなの記者)
「ゴールデンウィーク初日を迎え、きびだんごなどを作っている工場は大忙しです」

岡山の土産物の代表選手といえばきびだんご。創業141年の老舗菓子店・山脇山月堂の工場では、ゴールデンウィークもフル稼働で作業に追われています。

(山脇山月堂 安部真良専務)
「コロナ発生直後のゴールデンウィークは、緊急事態宣言が出ていたので、売り上げは9割ダウン。2021年は半分ほどまでもどったが、つらい時だった」

長い間、新型コロナの感染拡大の波に翻弄されながらも、看板商品のきびだんご以外の新商品を開発するなどして、苦境を乗り越えてきました。

そんな中で迎えた大型連休。3年ぶりに行動制限がなく、今まで激減していた観光客などの需要が見込まれます。

例年の8割ほどまで回復すると見込んでスタッフを増員し、作業に当たっています。

(山脇山月堂 安部真良専務)
「通常以上に作ってがんばっている。岡山にいろんな人に来て、楽しんでもらった帰りにきびだんごを買ってもらい、地元の人にも商品を楽しんでもらえれば」

コロナ禍で3度目のゴールデンウィーク。土産品業界には、ようやく明るい兆しが見えてきたようです。