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ソウルフードに影…ウクライナ侵攻で小麦“高騰” 讃岐うどんも値上げへ【香川】

2022.03.15

ソウルフードに影…ウクライナ侵攻で小麦“高騰” 讃岐うどんも値上げへ【香川】

ロシアのウクライナ侵攻などの影響で、小麦価格の高騰が続き深刻な問題となっています。

先が見通せない状況に、香川の讃岐うどん店では、値上げという苦渋の選択をする店も出始めています。

(河野有紀記者)
「かけうどんであれば1杯300円前後で食べられる讃岐うどんですが、4月以降は値上がりもやむを得ないかもしれません」

ウクライナ情勢などの影響で、国は4月から、輸入小麦の売り渡し価格を、半年前と比べて17.3%引き上げると発表しました。

この価格は2008年以来、過去2番目の高値です。

香川県内の多くの讃岐うどん店では、主にオーストラリア産の小麦が使われていて、値上がりの影響は避けられそうにありません。

(香川県民は…)
「(値段が上がると) お客さんも遠のくだろう」
「安くておいしいというのが、香川のうどんの代名詞。(値段が)上がるのは残念だが、しょうがない」

県内に5つの店舗を構えるうどん店、「さぬき麺業」の香川政明社長です。

昨今の情勢から小麦価格の値上がりは、ある程度覚悟していましたが、予想以上の上げ幅に今後の経営をどうしていくか頭を抱えています。

(さぬき麺業 香川政明社長)
「今までも60~100円位で値段が下がったり上がったりしていたが、(この1年で)何百円も上がった。値上がり幅が大きいこんなことは初めて」

コロナ禍で客足が鈍る中、この1年間は値上げをせずに、何とかしのいできた香川社長ですが、てんぷら粉や油などの価格高騰も重くのしかかり、近く、20円から30円程度、値上げすることを決めました。

(さぬき麺業 香川政明社長)
「ウクライナ情勢や新型コロナで、大きな問題を抱えているが、前を向いていかないといけない。苦しい選択だが、お客さんと対話しながら、おいしいうどんを作っていきたい」

一向に先行きが見えない小麦価格の高騰、香川のソウルフードにも影を落とし始めています。
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