様々な分野で功績を残した人に贈られる秋の叙勲の受章者が発表され、岡山県で６５人、香川県で６３人が受章しました。

岡山市北区の中仙道幼稚園の園長、虫明安子さんは、瑞宝双光章を受章しました。

虫明さんは、１９８０年から中仙道幼稚園の園長を務める一方で、１９８５年からは、服飾専門学校の校長も務め、教育の振興に貢献してきました。

（瑞宝双光章 　中仙道幼稚園　虫明安子園長）
「大きなことは考えていない。元気で笑って、子供たちと遊べて、子供たちが慕ってくれるのが一番うれしい」

遊びを通して、人とのかかわりや好奇心を培ってほしいと、幼稚園では、子供たちがとことん遊べる自由な環境づくりを進めるなど、４１年間、子供の成長に寄り添い続けてきました。

（瑞宝双光章 　中仙道幼稚園　虫明安子園長）
「意欲があると何事にも興味関心がいく。幼児期はその興味関心が大事。子供のために良いことをして、それが職員と私と同じ思いであれば、前に進んでいくと思う」