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【備えのツボ】避難の新常識「分散避難」 西日本豪雨でも教訓に【岡山・香川】

2021.07.06

【備えのツボ】避難の新常識「分散避難」 西日本豪雨でも教訓に【岡山・香川】

備えの基本を押さえて防災力アップを目指す新コーナー、「備えのツボ」です。
西日本豪雨で教訓となった避難行動のツボを押さえます。

(防災士・小林宏典)
「避難場所を案内するこうした表示。指定避難所は公共施設が中心ですが、「避難」と言えばこうした避難所に行くことだけだと思っていませんか」
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備えのツボ「避難の新常識」

西日本豪雨が発生した直後の倉敷市真備町の指定避難所です。
つぼ2     題.png収容人数を超える人が押し寄せ、パンク状態に。
つぼ3     題.pngそして、今は密集による新型コロナの感染リスクもあり、避難所の収容人数も制限されています。
つぼ4     題.png避難先はどう考えればいいのでしょうか。

(防災士・小林宏典)
そもそも避難とは、安全な場所に動くこと。

避難所以外でも親戚や知り合いの家、ホテルや旅館など、安全な場所であれば避難先として適切です。
つぼ5     題.pngこうした避難先を分散することを「分散避難」といいます。
tubo6.png岡山市は、分散避難を進めようと、指定避難所の混雑状況をホームページで公開するようにして分散避難への協力を呼びかけています。
tubo6   .png押さえてほしい備えのツボはこちら、大切なのは安全な場所に移動すること。
日頃から災害ごとに安全な複数の避難先を検討しておきましょう。
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