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一人一人の心掛けが、交通事故を防ぎます。 サン讃かがわ2021年6月10日放送

2021.06.11

香川県は、人口当たりの死者数が全国でも常にワースト上位に入る交通死亡事故が多い県。一人一人の心掛けが、交通事故を防ぎます。

去年の交通事故死者数は59人で、人口10万人当たりの死者数は全国で最多でした。そのうち、歩行者の死者数は20人で、道路を横断中の死者が10人と、高い割合を占めています。

道路横断中の死亡事故の多くが、歩行者が交通ルールを守っていない事故でした。歩行者の安全意識向上が重要です。

  1. 道路を横断する際は、必ず横断歩道を利用してください。
  2. 車両の直前直後の横断。道路を斜めに横断することは禁止されています。
  3. 近くに押しボタン式信号機があることを示す「おもてなシート」の整備を進めています。ご活用ください。

信号機のない横断歩道に歩行者がいる時は車は一時停止して、歩行者を渡らせるのが正しい交通ルールです。

JAFが行った、歩行者横断時における車の一時停止状況調査では、香川県の一時停止率は12.1%。去年より改善されていますが、依然として全国平均を大きく下回っています。

横断歩道は、歩行者優先が原則。横断歩道の手前では、明らかに歩行者がいない場合を除いて、減速をお願いします。

近くに横断歩道があることを示す道路標示、ダイヤマークも参考にしてください。横断歩道に歩行者がいる場合は、一時停止をして、歩行者などの進行を妨げてはいけません。

歩行者は、遠回りでも横断歩道を渡りましょう。

横断するときは、車のドライバーに、手をあげたり、アイコンタクトをするなど、意思表示をしましょう。
もちろん、車が停止したことや反対車線の状況など、安全確認をお願いします。