2025.11.22
数量の多さを比ゆ的に表す「百」や「千」。それ以上の数字を使った「誇張表現」について考えてみました!
前回の小欄で庭に咲いた「百日草」を取り上げた際、「百」が数量の多さや時間の長さを比ゆ的に表すために用いられる例が多いとお伝えしました。「百足(ムカデ)」、「百日ぜき」、「百年の恋」などなど。
「百」よりもさらにインパクト強めに誇張したい場合は「千」が使われることになりますよね。「値千金」とか「一日千秋」とか「千里の道も一歩から」などなどなど。
唐の時代の詩人・李白が詠んだ詩の中には「白髪三千丈」というフレーズが出てきます。心配なことが多過ぎて白髪がすごく伸びてしまったという意味ですが、「1丈」が約3メートルですので、三千丈は約9キロです。心配し過ぎ。もちろん、実際に9キロも伸びたわけではなく誇張です。大げさな・・・。
「三千」より大げさな誇張表現は無いものか?と考えていたら、ありました。
「万事休す」とか「人間万事塞翁が馬」とか。こうなると、「すべての」とか「なんでも」という意味になりますね。
さらに、もっともっと大きな誇張表現はないか?と頭を絞ってみたら、思い付きました。
「八百万(やおよろず)の神」。
古来、日本ではすべてのものに神様が宿ると考えられていました。精霊崇拝(アニミズム)ですね。
「すべてのもの」を表す数字として「八百万」。
いや、さすがにこの「八百万」を上回る誇張表現は存在しないだろう、と思っていたら、見落としていました!「八百万」よりもっともっと大きな位の誇張表現を!
「二億四千万の瞳
(郷ひろみ)」!

ジャパ~ン!
