2024.11.03
橘香堂・ 吉本昌弘代表取締役社長『2004年食の見え方が変わった日』
今回は「橘香堂」代表取締役社長、吉本昌弘さんです。
「橘香堂」は創業明治10年。倉敷を代表する銘菓「むらすずめ」でお馴染みの老舗和菓子店です。
転機の年…2004年東京でアジア・イタリアン・カフェ幅広い料理に携わる
(篠田吉央アナウンサー)
「それでは転機となった年を教えてください。」
(橘香堂 吉本昌弘代表取締役社長)
「2004年 食の見え方が変わった年です。」
福沢諭吉の1万円札など新紙幣が発行された2004年。岡山では現在の県立図書館がオープンしました。
(篠田吉央アナウンサー)
「食の見え方が変わったということなんですけれども、どのように変わったんですか。」
(橘香堂 吉本昌弘代表取締役社長)
「本当は私、若い頃は家業を継ぐつもりがなくて。それで東京に出た際に色々仕事をしていると、アジア料理やイタリアン、カフェであるとか、色々な料理に携わってきて、ご縁もいただいて食の専門学校の先生になったりもして、専門学校が運営しているカフェの運営管理もやっていました。」
(篠田吉央アナウンサー)
「家業を継ぐ気がなかったということなんですけれども、それはどうしてなんですか。」
(橘香堂 吉本昌弘代表取締役社長)
「単純に食べるのはおいしいですけれども、それを継いで作っていくということに対して実感が湧かなかったのと、プレッシャーを感じていたんでしょうね、小さい頃から。そういったことからも離れたかったし『自分がやりたいことをどんどんチャレンジしていきたい』というのはあったんです。」

家業を継ぐために倉敷へ
(篠田吉央アナウンサー)
「どうしてこの倉敷に帰って来ようと思われたんですか。」
(橘香堂 吉本昌弘代表取締役社長)
「そうですね。本当であれば後2~3年は仕事を続けたかったんですけども、弊社が当時、岡山シンフォニーの下で喫茶店をやっていまして、そこを父親が何とか変えたいという思いがあって…それで話しているうちに帰ってきて、『何か違うことをやってみないか』ということで帰ってきた感じですね。はい。」
(篠田吉央アナウンサー)
「実際に喫茶店を立て直していく上で、なかなか大変だったんじゃないんですか。」
(橘香堂 吉本昌弘代表取締役社長)
「そうですね。本当にいわゆる“ザ・喫茶店”という感じだったので、そこを“カフェ”にするということで試行錯誤して考えて、専門学校でいろんなことにチャレンジさしてもらったおかげもありますけど、色々な角度で物事を見ることができて『こういうのも良いんじゃないか』という形で作り上げました。」
(篠田吉央アナウンサー)
「料理をそれぞれ作ってたときの発想とは、また違うものが生きたということなんですかね。」
(橘香堂 吉本昌弘代表取締役社長)
「そうですね。」

