2024.05.20
山脇山月堂・安部真良社長『2020年ピンチをチャンスに』
今回は山脇山月堂 安部真良社長です。
岡山を代表する銘菓「きびだんご」をはじめ、数々の和菓子、スイーツを販売。
近年は、和カフェ「豆と餅」を展開しています。
転機の年…2020年コロナ禍で売り上げ9割減
(篠田吉央アナウンサー)
「それでは転機となった年を教えてください。」
(山脇山月堂 安部真良社長)
「2020年、ピンチをチャンスに。」
新型コロナウイルス感染が世界的に広がった2020年。エリア内でも飲食業などに深刻な影響を及ぼしました。
(篠田吉央アナウンサー)
「2020年というと、4年前。比較的最近転機があったわけですか。」
(山脇山月堂 安部真良社長)
「はい。2020年は新型コロナウイルスが流行した年で、僕たちの仕事というのは観光業ということで、岡山に全然人が来なくなり、会社の売り上げが9割減するという追い込まれた状況になりました。」
(篠田吉央アナウンサー)
「そこで、ピンチをチャンスに繋げていったということなのですが、どのように展開されたんですか。」
(山脇山月堂 安部真良社長)
「そうですね。やはり“きびだんご”といえば、県外のお客様が来て買うもので、どうにか地元岡山の人に食べてもらう日常品のお菓子を作りたいと思い、大福店をコロナ禍で始めたのがきっかけです。」
(篠田吉央アナウンサー)
「まさに客層を県内の人にコネクトしていこう、ということなのですね。」
(山脇山月堂 安部真良社長)
「本当に今まで県外の方ばかりにきびだんごを売っていたので、岡山の人に喜んでもらえる商品を作りたいなと。」
ターゲットを県外から地元岡山へ…飲食店をスタート
(篠田吉央アナウンサー)
「そして今は飲食店も経営されていますね。」
(山脇山月堂 安部真良社長)
「そうですね。やはり大福もよかったのですが、それだけではなく、うちの商品を岡山の人に食べてもらう“きっかけ”を作ろうと思い、飲食店を始めて、その横にきびだんごをそっと添えているような“きびだんごを楽しみながらご飯を楽しんでもらう”そんな会社にしたいと思って。」
(篠田吉央アナウンサー)
「でも、そう簡単にはいかなかったのではないですか。」
(山脇山月堂 安部真良社長)
「岡山の方に喜んでもらえるのは、やはり飲食ではないかと思って一緒に、豆腐店と一緒に頑張ろうと始めました。」
(篠田吉央アナウンサー)
「岡山の方に喜んでいただくために、どんなこだわりをされたんですか。」
(山脇山月堂 安部真良社長)
「今までに無いコンテンツ、気軽に豆腐のランチを食べてもらい、少しでも健康になってもらえたらなと。楽しみながら健康になってもらいたいと、このお店をさせて頂くようになりましたね。」
(篠田吉央アナウンサー)
「ピンチをチャンスにということで、その答えが実は身近なところにあったのですね。」
(山脇山月堂 安部真良社長)
「そうですね。」