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2020.10.12

どうなる?岡山市のバス路線再編案…公共交通の将来像について法定協議会【岡山・岡山市】

路線バスの再編など、公共交通の将来像について岡山市やバスの事業者などが話し合う法定協議会が10月12日、開かれました。再編に向け市が提案した案は合意に至らず、議論は平行線となりました。

会議には、岡山市や市内の路線バスを運行する全ての事業者が顔を揃え、各社の経営を改善し路線を維持するための再編案を市が提案しました。

(報告 中島悠希記者)
「現在、岡山市中心部では初乗り運賃100円で乗ることができますが、これを150円に値上げすることなどを含めたバス路線の再編案が話し合われました」

各事業者によりますと、市内を運行するバス路線の約8割は赤字で、2020年は新型コロナの影響で売り上げは2019年から2割以上減り路線の休止や減便が相次いでいます。このため提案では、市中心部の初乗り運賃を100円から150円に値上げし、市の試算では全体で約8000万円の収入の増加が見込めるということです。

値上げの一方、65歳以上の高齢者や障害者に対しては運賃を半額にし、割引分を市が負担します。また、提案では既存のバス路線を大きく変更します。

西大寺方面では、八晃運輸が運行するめぐりん益野線を廃止。

一方、津高方面にめぐりんが新規参入し、合わせてJR岡山駅東口のバスターミナルに乗り入れます。これらの提案に対し、事業者からは「新型コロナの影響が予想以上に大きく、市の提案は精査する必要がある」といった意見などが出されました。

(岡山電気軌道)
「新型コロナの中でバス会社が存続できるかという事態にもっと深い議論を早急にやっていかないと」

(八晃運輸)
「まだまだ合意には時間がかかるかなと。利用者の利便性の向上、各社のベースは一緒」

市は、関連予算を2021年度の予算案に盛り込む考えで、次回の会議までに着地点を見出したいとしています。

(岡山市 大森市長)
「市民の足を確保するには各社の足並みを揃えていかないといけない」


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