記者・ニュースキャスター・スポーツ実況が主な仕事です。普段は記者の1人として事件・事故、記者会見、災害など多様な分野の取材をして原稿を書いています。その後、夕方のニュースで、自分や報道部の仲間が作成した原稿をスタジオで読みます。地域で起きたことを番組で伝え、知る権利にこたえるという影響力のある仕事にやりがいを感じています。スポーツ実況は試合を実況するまでの準備が一番重要な仕事です。普段から情景描写の練習など、スキルアップを図り、取材を通して選手情報を整理し、本番に備えます。筋書きのないストーリーをどう言語表現できるか、競技の面白さ、選手の思いをどれだけ伝えられるかにやりがいを感じています。
【所属】
アナウンス部
【入社年】
2016年
【出身学部】
経済学部
【出身地】
香川県
8:00
出社・新聞チェック
9:30
カメラマンと取材へ
12:00
取材帰りにカメラマンとランチ
13:00
帰社後、原稿作成・編集
15:00
スポーツ実況の資料作成
17:00
夕方ニュース打ち合わせ、原稿下読み、夕方ニュース出演
19:00
夕方ニュース反省会
19:30
退社
2021年に認知症受刑者を題材にしたドキュメンタリー番組を制作したことです。ディレクターとして番組制作をするのは初めてで、約5カ月にわたり刑務所などを取材し続け、放送につなげました。地域の課題にフォーカスし、普段関わる機会のない場所へ踏み込んで取材し、何を伝えるべきなのかを考え抜き、膨大な映像の1カット1カットに向き合う作業は、入社以降、一番大変な5カ月でしたが、貴重な経験になりました。番組制作を経て、1本1本のニュースの見方、考え方など、ニュースキャスターを務める今の自分の強固な土台になっています。
『忘れてはいけないこと~認知症受刑者が問いかけるもの~』
第41回「地方の時代」映画祭2021グランプリ受賞
第30回「FNSドキュメンタリー大賞」特別賞受賞
他社に負けないスポーツへの熱さです。夕方のニュースでは、月曜と金曜にスポーツコーナーがあり、学生スポーツからプロスポーツまで各競技の情報を伝えています。また、サッカー、バスケ、バレー、卓球、ハーフマラソンの生中継を年に数回行っています。私は学生の頃、実況アナウンサーを志して、テレビ局を中心に採用試験を受験していました。OHKを受験した大きな理由の一つがスポーツへの熱さでした。現在は本格的にスポーツの仕事に携わっていますが、熱いメンバーに囲まれて仕事ができる環境に幸せを感じています。東京一極集中が進む中、スポーツには地方を盛り上げる力があると感じていて、今後も注力していきたいと思います。
「好奇心旺盛」「地道な努力」「人懐っこい」「感性を活かす」。これらのキーワードに当てはまる方々はぴったりの仕事だと思います。私が入社後に経験してきた仕事は、ニュース取材、ニュースキャスター、ドキュメンタリー番組の制作、スポーツ実況、中継リポーター、YouTubeチャンネル出演、スポーツ実況、アニメのアフレコ、朗読・・・といったように数多くあります。地域と向き合う中で、放送外収入への取り組みなど、昔と比べて仕事の幅は広がってきたのではないかと感じています。上記のキーワードが1つでも当てはまる人は、とても向いている仕事なのではないかと感じています。将来、一緒に働けることを楽しみにしています。