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ビズワン!「ミライビト」4月10日放送

2021.04.28

ビズワン!「ミライビト」4月10日放送

次世代を担うキーパーソンの働き方や考え方に迫る「ミライビト」のコーナーです。
岡山市に本社を置き、国の内外に和菓子や洋菓子など多くの店舗を出店する源吉兆庵。
商品開発の責任者が今回のミライビトです。コロナ禍で大きな転換期を迎え、新商品の開発に挑む男性を追いました。

贈答用菓子の売上が激減 迎えた転換期

(横田さん)
「様々な商品ありますね。今は春商品。年8回新商品が出る。それを常に開発している状態」
商品の2割が2カ月以内に発売された新商品やリニューアルした商品。季節の変化などに合わせて常に新しい菓子を開発、販売しているのです。
源吉兆庵
新商品が出ると必ず店舗を訪れ客の反応を見る、ある男性がいます。
(横田さん)
「新商品がでる度に客が何を買うか確認している。手土産需要が多かったが最近は少なくなった。贈答用の菓子をメインに販売しているので今後は毎日手に取ってもらえるような商品作りにも力を入れなければと思う。」

こう語るのが今回のミライビト。源吉兆庵ホールディングスの商品開発部ゼネラルマネジャー、横田幸久さんです。
源吉兆庵といえば国内外に店舗を構え、高級菓子を販売しているイメージですが、コロナ禍の今、贈答用の菓子の売り上げが激減し、転換期を迎えています。

贈答用から日配品へ!新商品開発

客が、いつ来ても新しい驚きがあるようにと、各ブランドの担当者は毎月1回、新商品の開発や既存商品の見直しを行います。
年間約300個の試作品が作られ、100個程が商品になるといいます。
創業75年、和菓子界ではまだまだ新参者の源吉兆庵。商品開発にもこだわりがあります。
(横田さん)
「創業何百年という店に太刀打ちしようと思うと商品力が必要になる。わが社は旬のフルーツを前面に出した。」

普段はフルーツを使った菓子を中心に開発にあたっている横田さんたちですが、この日、みんなで取り囲んでいたのは「鉄板」です。

ミライビト どら焼き

(横田さん)
「新商品のどら焼きを焼いているところ。コロナ禍で贈答用の菓子が売れなくなってい来ている中で、日配品に力をいれようとどら焼きを作っている。」
コロナ禍で出張や人の行き来がなくなるのに伴い、お土産の需要も減少、源吉兆庵でも贈答用の高級菓子が以前のように売れない状況が続いているといいます。こうした中、「巣ごもり需要」に着目し客のすそ野を広げようと、自宅で楽しんでもらえる身近な菓子の商品開発にも取り組んでいるのです。

今、ミライビトが取り組んでいるのは、
もともと和菓子用に製造していた粒あんを使ったどら焼き。
日常的に楽しんでもらえるようにバリエーションを増やそうというのです。
(横田さん)
「わらび餅を入れています。他の商品との差別化です。」
普段使いの菓子でも細部にまでこだわるのは高級菓子と同じです。

ミライビト 副社長

こうしてできた試作品を経営陣にプレゼンするのもミライビトの仕事。この夏の発売を想定した、わらび餅を入れたどら焼きの試作第1号です。
(河藤副社長)
「ひょっとして冷やしても美味しいという考え方もあるかも」
反応はまずまず。一方で食べ方に工夫を凝らすよう指示も受けました。

和菓子作りで培った「あん」の活用 『あんぱん』商品化

コロナ禍を乗り切るために開発された商品はこのほかにも…

それが去年10月から販売を始めた「あんぱん」です。和菓子作りで培った「あん」の活用とあんを包むという技術を活用し、商品化しました。
(横田さん)
「これまでパンは作ったことがない。パンであんに触れることで、将来的には和菓子も好きになってほしい。」
あんぱん

コロナ禍で厳しい状況が続いている菓子業界…
商品開発の力でピンチを乗り越えようとしているミライビトの思いは。

(横田さん)
「この1年で世の中が変わった。お菓子は人を笑顔にする 幅広い客に食べてもらえる商品ができるようチャンレンジしたい。」