2020.06.19
復興への感謝と願いを込めて作られる「マビレーヌ」
焼きたてのパンが店先にずらりと並ぶ倉敷市真備町のパン店「パンポルト」。
2013年のオープン以来、約100種類のパンを扱う人気店です。
そんな店を襲った、一昨年の西日本豪雨。
天井近くまで浸水し、店は全壊。大きな被害を受けました。
取材のために私が初めて同店を訪れた時は、まだ、たまった泥をかきだす作業をしていました。
その後、店主の戸澤実さん夫妻は、
「今まで支えてくれた地域のために」と、
真備町内での店舗再開を決意。被災から2か月半後には、
プレハブの仮設店舗で、
さらに1年後の2019年7月には、元の店舗で営業を再開しました。
再開の日、取材で訪れた私の目に映ったのは、店の前にできた長蛇の列。
再開を待っていた多くの常連客が駆け付けていました。
そんな同店では今年3月、真備町特産のタケノコを使ったマドレーヌ、
その名も「マビレーヌ」を商品化しました。
生地にタケノコが練り込まれていて、形もタケノコを模しています。
西日本豪雨で大きな被害を受けた真備町の「復興に向かう地域の土産物になれば」と考案されました。
被災後の多くの支援に対するお礼のメッセージも添えて販売しています。
店ではさらにタケノコクッキーも試作中だとか。
被災を乗り越え、より一層地域に愛される店を目指すパンポルト。
まちの復興も後押ししています。
執筆:大杉 侑也(OHK報道部)
2013年のオープン以来、約100種類のパンを扱う人気店です。
そんな店を襲った、一昨年の西日本豪雨。
天井近くまで浸水し、店は全壊。大きな被害を受けました。
取材のために私が初めて同店を訪れた時は、まだ、たまった泥をかきだす作業をしていました。
その後、店主の戸澤実さん夫妻は、
「今まで支えてくれた地域のために」と、
真備町内での店舗再開を決意。被災から2か月半後には、
プレハブの仮設店舗で、
さらに1年後の2019年7月には、元の店舗で営業を再開しました。
再開の日、取材で訪れた私の目に映ったのは、店の前にできた長蛇の列。
再開を待っていた多くの常連客が駆け付けていました。
そんな同店では今年3月、真備町特産のタケノコを使ったマドレーヌ、
その名も「マビレーヌ」を商品化しました。
生地にタケノコが練り込まれていて、形もタケノコを模しています。
西日本豪雨で大きな被害を受けた真備町の「復興に向かう地域の土産物になれば」と考案されました。
被災後の多くの支援に対するお礼のメッセージも添えて販売しています。
店ではさらにタケノコクッキーも試作中だとか。
被災を乗り越え、より一層地域に愛される店を目指すパンポルト。
まちの復興も後押ししています。
執筆:大杉 侑也(OHK報道部)